ようこそ高田文化協会へ

新潟県・上越地域の文化の発信基地として52年の歴史を持ち、文芸を愛好し、地元文化の発展にさまざまな形で携わっている
市民の団体です。約350人の会員に支えられています。
昭和34年5月に創刊の同人誌「文芸たかだ」の発行のほか、文化講演会、展覧会、音楽会など様々な文化活動のお手伝いをしています。

2012年02月

(1) 髙田文化協会創立まで

昭和20年4月小田嶽夫・市川信次・内山泰信・小田蘆雄・藤林道三が「高田文化懇話会」を結成。
同年9月五十澤二郎・市川信次・内山泰信・小田蘆雄・小田嶽夫・濱谷浩・藤林道三が上記懇話会の第2回会合で会の名称を「上越文化懇話会」とし、機関誌「文藝册子」(ぶんげいそうし)の発刊を決める。
21年1月「文藝冊子」を創刊。この年10冊、22年に8冊(通巻18号)を刊行。
23年4月     「文藝册子」を「北陸」と改題し、この年4冊(通巻22号)を刊行。
24年5月田中武が「北陸」の編集実務を小田嶽夫から受け継ぎ、同誌を従来の原則月刊から季刊とし、同年12月までに春・夏・秋の3冊を刊行。秋季号が最終巻(通巻25号)となり、「上越文化懇話会」も自然消滅する。敗戦直後の混乱期に出されたこの雑誌は、地元文化人のほか著名な作家・評論家・詩人などからの多くの寄稿を得て、水準の高い地方文芸誌と評価されている。
34年1月藤林道三と田中武が語り、「上越文化懇話会」の再興と機関誌発行を準備。
同年2月発起人に小和田毅夫、藤林道三、田中武、春山他石、池田嘉一、小田葦夫、小林民哉、小山直嗣、稲荷弘信、玉泉典夫、長谷川冬樹を選出。
同年3月「上越文化懇話会」を再興。『発会式』を高田図書館で開催。会長小和田毅夫、副会長藤林道三・水野勝次を選出。編集長に田中武を指名。堀口大學、坪田譲治、小杉放庵、小田嶽夫、濱谷浩を顧問に推薦。機関誌名を『文芸たかだ』に決定する。
同年5月『文芸たかだ』創刊号を発刊。題字は斉藤三郎、A5版40頁
35年1月「文芸たかだ賞」を制定。編集部が選考する。(昭和45年まで続いたがその後一時中断する。)
37年12月小和田会長による「上越文化懇話会」「高田芸術同好会」「高田読書会」の3団体統合による新団体創立の提案を 満場一致で可決。創立委員に小和田毅夫、藤林道三、水野勝次、田中武、春山他石、梅川偵吉、大島保、小林民哉を選出。
38年7月「髙田文化協会」の創立総会を高田図書館で開催。会長小和田毅夫、副会長藤林道三、水野勝次。顧問に小山元一、川澄農治、斎藤武、中川卓治の4氏を追加推薦。会の名称を「髙田文化協会」とし、機関誌名はそのまま『文芸たかだ』に決定。

(2)昭和38年~58年

昭和38年8月髙田文化協会創立記念行事の人形浄瑠璃「文楽」の公演を開催
41年3月「文芸たかだ」が新潟県同人雑誌連盟に加入。
同年5月田中武(ペンネーム:井東汎)作「命のつな」が新潟県同人雑誌連盟小説賞を受賞。
43年10月「文芸たかだ創刊10周年記念講演会」を開催。講師は坂口謹一郎氏。「酒にはじまる日本の科学」
44年6月吉越泰雄作「叫び」が新潟県同人雑誌連盟小説賞を受賞。
45年5月新役員決定。会長に小泉孝、副会長に田中武・登戸美代治を選出。
46年11月「小川未明展」を高田図書館と共催、「岡上鈴江を囲む座談会」を併せて開催。
47年7月「未明座談会」を開催、全国より未明研究家が参加する。
同年12月「郷土の小川未明」を髙田文化協会の編集で発刊。
48年7月「画人 牧野虎雄生誕の地」(上越市西城町1丁目地内)の石碑を建立。
50年4月「小川未明生誕の地」(上越市幸町地内)の碑を建立。題字は坪田譲治の手による。坪田譲治、小田嶽夫、岡上鈴江ほか多数が参列。
同年11月「文芸たかだ第100号―記念特集号」を発刊。小和田毅夫、小田嶽夫、伊狩章が特別寄稿。NHK新潟で「100号発刊記念」が放送される。
51年5月小山直嗣の詩碑を金谷山公園に建立。
同年11月副会長・編集長の田中武氏逝去
52年5月副会長に春山他石を選出、編集長に玉泉典夫を指名。
53年7月小田嶽夫の文学碑を金谷山医王寺の境内に建立。
54年6月顧問であり髙田文化協会の生みの親でもある小田嶽夫氏逝去。
55年1月「文芸たかだ賞」の復活を決める。
同年3月顧問であり髙田文化協会の生みの親でもある藤林道三氏逝去。
同年5月顧問の堀口大學の詩碑を高田公園内に建立。
56年3月10年ぶりに「文芸たかだ賞」を発表。勝見治榮「金の命・壬生心中」が選ばれる。
同年5月文芸たかだに未明生誕100年の特集を掲載。
57年10月田中武(井東汎)の文学碑を北城神明宮境内に建立。
同年11月平出修の旧居跡(上越市大町2丁目地内)に標柱を立てる。未明生誕100年を記念して高田公園に「小川未明文学碑」を建立。
58年5月『未明ふるさとの百年』を髙田文化協会の編集で発行。
同年7月野村広吉の歌碑を北城神明宮境内に建立。

(3)昭和58年~平成5年

昭和58年10月髙田文化協会創立20年と、『文芸たかだ』創刊25周年記念式典を高陽荘で開催。
・文化財標示板の建立。小林古径(生誕地標柱建立)、堀口大學(寄寓地標柱建立)、荒井賢太郎(居住地標柱建立)、十返舎一九(ゆかりの地標柱建立)、小田嶽夫文学碑(ガイド板建立)、関野貞生誕地(ガイド板建立)、牧野虎雄生誕地碑(改修)
・「文芸たかだ・井東汎賞」を制定。従来の文芸たかだ賞の名称に新しく「井東汎(いとうひろし)」の名を冠し、作品を公募(文芸たかだ掲載作品も含む)する。
59年1月「文芸たかだ・小川未明賞」を制定。小・中学生の創作童話を県内より公募する。(平成7年まで続けられた。)
59年5月新役員決定。会長小泉孝、副会長藤林徳也・玉泉典夫を選出。編集長に吉越泰雄を指名。登戸美代治、春山他石を顧問に推薦。
「第1回文芸たかだ・井東汎賞」を発表。選者は北川省一、相馬正一、杉みき子の三氏。
同年4月NHK総合テレビ「ネットワーク10」が「欺くのをやめよ目をあげよ」で、『文藝冊子と小田嶽夫』を放映。編集部が出演。
61年9月髙田文化協会主催の『小田嶽夫―7回忌』と『藤林道三―7回忌』を開催。
62年9月小川未明「野ばら」の碑を大手町小学校校地に建立。
同年11月斉藤三郎の詩文碑を久昌寺境内に建立。
63年9月顧問の春山他石氏逝去。
平成元年5月「文芸たかだ創刊30周年記念特集号」として「30年前、そこに私が」の特別企画を掲載。
同年9月「芭蕉奥の細道三百年記念」として、仲町4丁目地内に「芭蕉・高田の宿」(細川春庵住居跡)の標柱を建立。
2年5月新役員決定。会長藤林徳也、副会長玉泉典夫・姉崎俊雄(事務局長兼任)を選出。顧問に小泉孝を推薦。「文芸たかだ・同人賞」を制定。(年間の全掲載作品より編集部が詮衡)
3年7月「第1回文芸たかだ・同人賞」の受賞作を発表。『安吾追跡』相馬正一に「同人賞」を贈る。
4年7月第200号に「200号記念座談会―『文芸たかだ』の裏方に聞く」を掲載。
同年11月前会長小泉孝氏逝去。
5年10月元会長小和田毅夫氏逝去。
同年11月髙田文化協会「結成30年記念式典」を料亭やすねで開催。
・記念講演 新井満氏
・記念出版「文藝冊子」全18冊の覆刻本の刊行
・記念事業 鈴木魚都里(ゆかりの地ガイド板建立)、文武済美堂(跡地標柱建立)、金子大栄(生誕地ガイド板建立)

(4)平成6年~平成15年

平成6年1月文芸たかだ第209号を「30年記念特集号」として講演・式典などの要約を掲載。
・借用事務所の市立高田図書館が新築移転のため、事務局は姉崎俊雄副会長と渡部頼一事務局長の個人宅に移した。
同年3月「井東汎賞」の選考委員の相馬正一上越教育大学教授が退官、下西善三郎同教授が新たに選考委員に決まる。
7年3月30年記念事業の一環として、「文芸たかだ・小川未明賞」の第1回から10回までの最優秀作品・特選に選ばれた作品をまとめた単行本『青い翼』(A5判230頁)を髙田文化協会叢書第一号として出版。
同年4月上越市本町5丁目の高田共同ビル6Fに事務局を移転。
8年8月新役員決定。会長姉崎俊雄、副会長杉みき子・真保極を選出。前会長藤林徳也、前副会長玉泉典夫は顧問に就任。
同年9月文化協会叢書に対する『文芸たかだ叢書』を規定し広く出版を呼びかける。文芸たかだが8ページ増の72頁となる。
9年7月執筆60年を祝って「児童作家・杉みき子を囲む会」が行われた。
10年3月藤林徳也前会長が逝去。
同年9月座談会「現代詩を語る」(出席者 前川幸雄、新保啓、金井建一、国見修二)を3回に分けて掲載。これが契機となり「上越詩を読む会」に発展する。
11年3月顧問濱谷浩氏逝去。
12年1月小田嶽夫生誕100年記念として、文芸たかだ第245号に遺稿「濱谷浩と北京の大宴」を掲載。
同年11月「文芸たかだ」が第250号記念号発刊。
13年7年〈上越詩を読む会〉と共催で文化講演を行う。「詩はたのしい文学」講師:高橋順子、新藤涼子
同年11月上越市発足30周年記念事業の一環で「生誕百年の小田嶽夫を語る」講演会に協力。
14年3月〈上越詩を読む会〉の会員を土台に詩集「漂雪」が創刊。
同年10月〈上越詩を読む会〉と共催で講演会「詩に生きて五十年」講師松永伍一。
15年1月文芸たかだ〈短歌欄〉の執筆者が笠原さい子から草間馨子に代わる。
同年5月文芸たかだ〈俳句欄〉の執筆者が江見渉から中村たかしに代わる。155回続いた霜鳥一三の「すがお」が終了。
同年8月〈上越詩を読む会〉主催、髙田文化協会後援で詩人・宗左近氏の講演会を開催。
同年11月髙田文化協会結成40年記念事業遂行。「杉みき子―雪の町に生まれた物語(日本語と英語バージョンの2枚組)DVDを制作。多方面に協力を頂く。それと前後して、髙田文化協会は上越市より「教育・体育・芸術・文化功績」の分野での表彰を受ける。また杉氏も新潟県の「文化功労者賞」を受賞した。
同年12月姉崎俊雄会長が健康上の理由で辞意を表明、受理される。次年度総会までの期間は副会長が職務代行を勤める。

第26回文芸たかだ・井東汎賞の作品を募集しています。

この賞は昭和58年、高田文化協会結成20周年記念に「文芸たかだ」初代編集長、田中武のペンネーム「井東汎(いとう・ひろし)」を付して創設しました。

新人の発掘、地方文芸発展のため、会員に限らず広く一般からも公募します。

当選作は1編とし、他に佳作賞、奨励賞を設ける場合もあり、「文芸たかだ」に年度内発表の作品も候補作と致します。毎年2月末日締切、5月号誌上で発表で、「文芸たかだ」に発表済みの作品は再掲もあります。

副賞は10万円。入選作は主催者に属するものとし、応募原稿の返却はいたしません。

【応募要項】

・対象作品…創作(未発表の作品、あるいは「文芸たかだ」過去1年間に掲載完結済みの作品)
・応募資格…特に資格は問いません
・応募枚数…400字詰め原稿用紙30枚以上、80枚以内
・締め切り…平成24年2月末日
・送付/問い合わせ先
 郵便番号943-0832
 新潟県上越市本町5-5-9 ランドビル1F
 高田文化協会「文芸たかだ・井東汎賞」係
・選者
 清田文武…放送大学委員教授
 下西善三郎…上越教育大学教授

高田文化協会の公式サイトが出来上がりました。

事務局からのお知らせ、催しのご案内、文芸たかだの最新号のご案内などを掲載していく予定です。

また、文芸たかだの創刊号からの目次を順次アップロードしますので、著者、タイトルなどを検索することにより、どの号に掲載されていたか分かるようになります。

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