ようこそ高田文化協会へ

新潟県・上越地域の文化の発信基地として52年の歴史を持ち、文芸を愛好し、地元文化の発展にさまざまな形で携わっている
市民の団体です。約350人の会員に支えられています。
昭和34年5月に創刊の同人誌「文芸たかだ」の発行のほか、文化講演会、展覧会、音楽会など様々な文化活動のお手伝いをしています。

2012年10月

 当協会の会員の方が著作を上梓されましたのでご案内します。

 勝見治榮さん  「花陽炎」 上越タイムス社発行
平成22年8月から翌年10月まで上越タイムス紙面に連載された痛快時代小説が単行本になりました。
―舞台は五代将軍綱吉の世。江戸城内で次々と起こる殺人事件。その裏に隠されたものは・・・―

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表紙・挿画は当協会理事の筑波進さんの手によるものです。
全476ページ 定価:1995円(税込)

 早津賢二さん 「妙高は噴火するか」(新版) 新潟日報事業社発行
これからの数十年、私たちは、地震や火山噴火と真正面から向かい合っていかなくてはならない。そのためには、まず自分の身近にある火山や活断層についてきちんと勉強し、正確な知識を持っておくことが大切であろう。本書は、その一助となるにちがいない。

―構成―
第一章 妙高火山のすがた
第二章 最後の大噴火
第三章 二万年前の巨大な山津波
第四章 山崩れ前後の妙高
第五章 妙高山の一生
第六章 妙高の生まれる前
第七章 妙高は噴火するか
第八章 妙高と私たちの暮らし

全164ページ 定価:1470円(税込)

どちらも上越市内各書店にて発売中です。読書の秋にいかがでしょうか。

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暑かった夏も一段落、するともう忍び寄る冬の心配・・・雪国に住むものの宿命でしょうね。

最近、ある季刊誌の編集に携わることになり、レイアウト、原稿・インタビューの依頼、写真掲載についてのもろもろ・・・、いい経験をしています。足元を見ますれば、321号と号数を重ねている、わが「文芸たかだ」。Y編集長の努力にあらためて敬意、頭が下がります。言うは易し・・・経験して、苦労して初めて、人様の偉さがわかるのですね、気づくのがいつも遅い!気をつけます。ヒャッと涼しくなりました。



今月のお客様  金井九一さん

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「木曜日の男」と事務局二人は金井さんをこう呼んでいました。なぜなら在職中、休日は木曜午後ということで、木曜午後に事務局にいらしたからです。でも、定年後はいつもおやすみということで、詩・絵画・歴史哲学など広い話題を持って来て下さいます。
 「つくづく僕は人に恵まれ、いろんな人に可愛がってもらいました」。それも金井さんの人柄が周囲を動かすのでしょう。いつも何事にも懸命さが見られるからです。「詩が先なのです」…20代、東京からちょっと挫折して帰ってきて「上越シネマクラブ」に入り、そこで仲間と詩集「うた」を出しました。
 金井建一氏の生活詩に共感し、氏に教えを請い認められたときは「本当に嬉しかった」と少年の輝く目になりました。「絵は?」、30代で、県展に出したら初挑戦で初入選!以来、河原崎律氏、舟見倹二氏らに指導を受け水彩画を続け、9月中旬に水彩連盟展が終わったばかりです。
 九一さんはボーッと、妄想の世界にいることが多く、いつもなにかを考えていらっしゃる。そこから創作の芸術が次々と湧いてくるでしょうか。『吉本隆明』を熱く語る九一さんはいつしか幻想の世界に入り込んでいました。現在、地元糸魚川市の市展運営委員、「上越詩を読む会」会長。14年という歴史を持つ「詩を読む会」は詩のサークルにしては珍しく温和な会と聞きます。金井会長のお人柄でしょうか。また、妄想話を聞かせてください。


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~事務局より~    芸術の秋・・・今月は、会員さんのお知らせです。

★10月13日() 午後3時より 頚城区「坂口記念館」にて、上越教育大

後藤丹教授解説の「チェロ四重奏の愉しみ」を開催。入場料1000円です。

★10月27日() 上越詩を読む会例会。直木賞作家・北村薫氏の講演『歌合わせなどについて』 入場料500円 会場:高陽荘 申込制 09024290646〈金井九一迄〉




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≪№321≫

表紙絵・・・・津幡潔(収斂)

髙田文化協会設立50周年記念特別行事のご案内

第27回文芸たかだ・井東汎賞作品応募要項

―久比岐漫語― 母国語の基礎をしっかり・・・・・・・・・・佐藤光子

太宰治と三島由紀夫(8)・・・・・・・・・・・・・・・・・・相馬正一

続・小説『坊ちゃん』誕生秘話(5)・・・・・・・・・・・・・勝山一義 

〈詩〉秋の行事案内「直木賞作家北村薫氏講演会」

〈短歌〉「かたかご」第34号・・・・・・・・・・・・・・・草間馨子

〈俳句〉いまどきの子どもの俳句(12)・・・・・・・・・・・飯塚不二男

〈随筆〉そして、「みどりは世界のきぼう」・・・・・・・・・吉田荘一郎

      俳句―隣の金魚・・・・・・・・・・・・・・・渡辺武司

大人の社会見学考(12)老人局(ジジモタセ)・小島国人/筑波進・挿し絵

      短歌―七十路の独り言・・・・・・・・・・・・古川謙司

〈紀行〉$=360円時代のアメリカ(23)・・・・・・・・中屋滋

神々の歓待を受けて・・・・・・・・・・・・・・・・・・丸山正夫

ばらこくたい(33)・・・・・・・・・・・杉みき子・文/山田壽雲・画

ブック・レヴュー・・・・・・・・板倉かつこ・魚家明子・杉みき子

雁木通り―編集委員から・・・・・・・・・・・・・・・・上原みゆき

雪国の鳥さまざま(41)・・・・・・・・・・・山本明・文/縄健治・画

夜烏が啼いた―評伝・越後びと平出修(21)・・・・・・・・塩浦彰

『文藝冊子』と『文芸たかだ』覚え書き(14)・・・・・・・小田大蔵

編集雑記/表紙によせて

雪国の大地主―保阪家をめぐる四方山話(3) 文・宮脇信行

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