ようこそ高田文化協会へ

新潟県・上越地域の文化の発信基地として52年の歴史を持ち、文芸を愛好し、地元文化の発展にさまざまな形で携わっている
市民の団体です。約350人の会員に支えられています。
昭和34年5月に創刊の同人誌「文芸たかだ」の発行のほか、文化講演会、展覧会、音楽会など様々な文化活動のお手伝いをしています。

2013年02月

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明けましておめでとうございます。年末年始は少雪、晴天の元日、自転車で初詣に行き、おみくじは大吉!<願い事叶い喜び多し><待ち人来る、便りあり> 幸先好い年の初めでした。今年は高田文化協会創立50周年、節目の年です。待ち人・・・記念講演をして下さる小和田恒様から吉越編集長にお便りがあり、はっきりした日にちが決定しました。小和田様のお父様は高田文化協会の初代会長、また高田高校の校長先生を勤められました。お父様や高田のお話を聞くことができるのではないでしょうか。8月10日(土)やすね。会員の皆様、その日は万障お繰り合わせて、ご参加くださいますようお願いいたします。 会員の皆様のご多幸ご健康、心よりお祈りいたしております。                            写真は深井宏隆さん撮影「妙高に沈む夕日」

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今月のお客様  松田愼也さん

東京大学大学院を卒業のあと、文化庁宗務課に4年間勤務され、その後上越教育大学で、宗教学の教鞭をとられ25年、また市民に向け短歌の講座を持っておられます。文芸たかだ「久比岐漫語」「ブックレビュー」に趣き深い文章を寄せてくださいました。

『切り髪を一本のゴムで束ねたるただそれだけにて美しき人』 松田先生の一首です。「どなたのこと?」しつこいインタビューに、ささやくようなお声で「友人の奥様です」。その小さなお声、大学生聞こえるかしら、と要らぬ心配をしましたが「生徒は可愛いですよ、親の心境になっています」。で、宗教学とは、特定の宗教について考えるというよりは、そもそも宗教とは何かを定義づける学問。たとえば年中行事と浅学な筆者に合わせてくださいました。「裸祭りや御柱も宗教が元にあります。生まれてすぐの産湯、亡くなってからの湯灌、これは前世の汚れを落とすのが産湯、来世に行くためにこの世の汚れを落とすのが湯灌、お七夜の命名はこの世の名前、戒名はあの世の名前・・・何気ない生活の中にもいろいろ宗教からのものがあります」どんどん惹かれます。

で、短歌は21歳の時から、出口の見えない心でいた頃出会ったのが故石本隆一。師以外であえて好きな歌人といえば木下利玄。「短歌も不易流行です」おっしゃることは難しいのですが、短歌教室ではとても優しく指導されます。「褒めなければ、作る気を無くされるでしょう」「ハイ」「せっかく仲間になったのだから。ああ、これも宗教に似てます、宗教はつまるところ仲間作りなのです」ああ、そうなのか・・・。佇まいの静かな松田先生、これからも文化協会、短歌をよろしくお願いいたします。先生を大きな声で笑わせたいそんな日いつか来るといいけど、短歌?ができました。 

≪事務局より≫

先に書きましたが、創立50周年の年が明けました。講演会に祝賀会また、ぬくもり展を久しぶりに行ないたいなど、いろいろ考えると武者震い、頭が冴えたりしています。会員の皆様のご協力なくしては何も前には進みません。よろしくお願いいたします。 29日(土)6時半より、高田文化協会の新年会を行ないます。会場は今回「宇喜世」お間違いのないように、雪はどうでしょう・・・気をつけていらしてください。瞽女唄の月岡祐紀子さんの演奏があります。宇喜世の雪のお庭を見ながら、三味の音と心ふるわす瞽女唄・・・いいですね、受付は6時からです。会費は据え置きの6000円です。参加希望の方は事務局までお願い致します。(河村)





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《№323》2013年1月発行

表紙絵・・・・杉田玄(みかんと皿)

―久比岐漫語― 火の玉 水の玉・・・・・・・・・・・・・小池豊一

太宰治と三島由紀夫(10)・・・・・・・・・・・・・・・・・・相馬正一

続・小説『坊ちゃん』誕生秘話(こぼれ話②)・・・・・・・・・勝山一義

〈随筆〉

―久比岐野を駆ける(50)・・・・・・・・・・・・・・・・・・安藤喜悦

         俳句 新年七句―門松と鏡餅と・・・・・飯塚不二男

大人の社会見学考(13)「早朝徘徊のこだわり」・・・・・・・・小島国人

         短歌 ダリの部屋・・・・・・・・・・・草間馨子

 


〈短歌〉合同歌集「よしかわ」第2集・・・・・・・・・・・・草間馨子

〈俳句〉いまどきの子どもの俳句(14)・・・・・・・・・・・飯塚不二男

 


謹賀新年/雪下墨初落書帳

〈紀行〉$=360円時代のアメリカ(24)・・・・・・・・中屋滋

 


雪国の鳥さまざま(43)・・・・・・・・・・・・山本明・文/縄健治・画

ばらこくたい(35)・・・・・・・・・・・・杉みき子・文/黒田紀子・画

〈随想〉旅立ったひとのこと・・・・・・・・・・・・・・・・丸山正夫

夜烏が啼いた―評伝・越後びと平出修(23)・・・・・・・・・・塩浦彰

『文藝冊子』と『文芸たかだ』覚え書き(17)・・・・・・・・・小田大蔵

編集雑記/表紙によせて

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