ようこそ高田文化協会へ

新潟県・上越地域の文化の発信基地として52年の歴史を持ち、文芸を愛好し、地元文化の発展にさまざまな形で携わっている
市民の団体です。約350人の会員に支えられています。
昭和34年5月に創刊の同人誌「文芸たかだ」の発行のほか、文化講演会、展覧会、音楽会など様々な文化活動のお手伝いをしています。

2014年05月

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酒房「柊」が閉店しました。いつか来る日、と分かっていても寂しい…気分になっています。毎夜毎晩行っていたわけではないけれど、あのお店はさまざまな人との出会いの場所でした。文化協会の編集会議、ちょっとした祝賀会、送別会、ことあるたびに「柊でね」でした。

 お店にも格というものがあります。歴史のある大きな料亭にはそこに入っただけで感じる風格、敷居が高いといわれる由縁なのでしょう。「柊」さんにも小さいお店ながら風格がありました。どなたをお連れしても恥ずかしくない場所でした。

 お店と事務局はちょっと異なりますが、ホッとでき、いろんな出会いのある、会員の皆さまのお役にたてる事務所をめざしたい、と思っています。


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今月のお客様~村山和夫さん~

開府400年を迎えるにあたり、とってもお忙しい村山和夫先生、知の宝庫、と言う感じです。そしてその宝を惜しげもなく与えて下さいます。「教えて」といいますと、資料がどさっと届くのです。今回もお話は多岐にわたりミニ講演会のようでした。先生はさまざま経緯を経て、直江津東中学校校長で一線を退き第二の人生に入ると…今までの幅広い研究、主に近現代史の研究の成果が実を結び八面六臂のご活躍が始まりました。上越地域自治体、上越・妙高・柿崎・安塚…の歴史をまとめる市・町史の編纂に大きな力を注がれ、特筆すべきは昭和54年に『小林古径の幼年期の考察とそれにもとづく年譜の補正稿』を発表。以前、古径の生誕地はあいまいであったのが、村山先生により、古径の生誕地は上越市と認定されたのです(5月19日新潟日報に掲載)。さて、開府400年については「絆・輪・和を強めたい。合併した市内各地の絆を深め老若を結び歴史と将来を繋げるいい機会でしょう。昔のことばかりではなく北陸新幹線開業など、今起きていることも歴史の一部。新鮮な眼で地域を見つめたいもの」と深い言葉をつぶやかれました。「知の宝庫」村山先生は、バス時間まで少しある、もうひとつ用を、とスタスタスタ。「またいろんなことを教えて下さい」と叫ぶ声を後に、足の速いこと!またお寄りください、お待ちしています。 ※先生のお写真がカメラの不具合でモノクロになってしまいました。申し訳ございません。


―事務局よりー

・岸田國昭新編集長による『文芸たかだ』331号が完成。これからの未来に向けての第1号です。過日、50周年記念号には会員の皆様方の多くの投稿に大喜びいたしました。敷居が高い、などとはおっしゃらず、どなたにも門戸開放です。投稿お待ちしております。

・文化協会総会が近づきました。「井東汎賞」、「文芸たかだ同人賞」の表彰式もおこないます。宴席もあります、ご参加お願いいたします。



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《№331》2014年5月発行

表紙・・・・三上友也(雁木を泳ぐ鯉)

28回「文芸たかだ・井東汎賞」、第24回「文芸たかだ・同人賞」発表

29回「文芸たかだ・井東汎賞」作品募集要項

―久比岐漫語― 前島密翁のこと・・・・・・・・・・・上野邦治

頸城野の史話1 梁塵秘抄発見 その3・・・・・・・・青山増雄

『文藝册子』と『文芸たかだ』覚え書き(訂正)・・・・小田大蔵

~吉越さんに寄せて~

 ・黒衣と光―最後の編集に寄せて・・・・・・・・・・国見修二

 ・「えへへは いつまで?」・・・・・・・・・・・・・勝見治榮

 ・「文芸たかだ」の気風・・・・・・・・・・・・・・吉田荘一郎

 ・これからもどうかよろしくお願いいたします・・・上原みゆき

 

【随筆】

立つ鳥跡を濁さず・・・・・・・・・・・・・・・・・小林甚三

・俳句「若葉雨」・・・・・・・・・・・・・・・・・丸山智慧子

・短歌「名笛『乃可勢』」・・・・・・・・・・・・・・吉越陽子

 

〈短歌〉「年刊歌集」から①-県歌人クラブ二〇一三年―

                     ・・・・草間馨子

〈俳句〉いまどきの子どもの俳句(21)

〈詩〉海に沈んだ小石・・・・・・・・・・・・・・・かないくいち

若き日のアルバムから(3)・・・・・・・・・・・・・・田中孝司

―この日、この時(3)―笑顔のひと、河村一美小論

         ・・・・・・・・・佐藤光子・文/岸田國昭・画

雪国の鳥さまざま(50) ・・・・・・・・・・山本明・文/縄健治・画

〈紀行〉$=360円時代のアメリカ(30)・・・・・・・・中屋滋

ばらこくたい(41)・・・・・・・・・・・杉みき子・文/髙井進・画

人生を作る―評伝・小田嶽夫(3)・・・・・・・・・・・小田大蔵

夜烏が啼いた―評伝・越後びと平出修(最終回)・・・・・・・塩浦彰

紙を漉く女 第1部・・・・・・・・・・・・淡路霞・文/鈴木利子・画

編集雑記/―表紙によせて―・・・・・・・・文・市川信夫


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