ようこそ高田文化協会へ

新潟県・上越地域の文化の発信基地として52年の歴史を持ち、文芸を愛好し、地元文化の発展にさまざまな形で携わっている
市民の団体です。約350人の会員に支えられています。
昭和34年5月に創刊の同人誌「文芸たかだ」の発行のほか、文化講演会、展覧会、音楽会など様々な文化活動のお手伝いをしています。

2014年10月

花 020

紅葉にはまだ早いけど、秋の気配が…。秋の夜長は読書に映画に、お酒も少し…といい季節。テレビも見たいしラジオもなかなか捨てがたい。『言葉の話』でこんなことを。「なみなみと注ぐ」はお酒の時だけ使います。表面が波うつ状態をいうので、ビールにはちょっと無理。「とくとく」は口の細い器から液体を流す音。昔は涙にも雫にも使ったそうで、徳利の語源だそう。「どくどく」は一升瓶からのイメージになります。たくさんの言葉の中でこれしか覚えていないのも、秋のせいかも。 

今月のお客様~髙波昭子さん

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はっきりとよく通る声とすっとした美しい姿の持ち主の髙波さんが今月のお客様。声と発声法がNHKの人気アナウンサ―下重暁子さんに似ていたといわれ、声を出す仕事につきたくて、当時の日本電信電話公社(現NTT)に入社。髙波さんのいい声は評判だったのでしょうね、留守電の声を吹き込んだり、社内交換部門の訓練を担当され、また営業にと活躍。53歳の時、NTTでは地域おこしのひとつとして窓口を未明童話を勉強する場所に提供したことから、小川未明を身近に感ずるようになり、作品に夢中になったそうです。今年23回を迎える小川未明文学賞には第1回から関わり、現在、上越未明童話の会・未明ボランティアネットワーク代表として小川未明作品の顕彰に尽くしていらっしゃいます。好きな作品は『牛女』『赤いろうそくと人魚』。この地域の風景が浮かび、身につまされると言われ、『眠い町』も高田のことと知り、好きになったと作品だとか。「大人の目を通して物語を作る未明自身の観察力・洞察力が凄い、未明の中の童心・純粋さに惹かれています」。童話1200作、小説・随筆等1500作、多作だった小川未明を読む楽しみがまだまだ残っているし、趣味の日本舞踊も民踊も健康のためにこれからも続けたいし、と元気な大先輩ですが、もう少し太って下さい。それにしても髙波さんは素敵な女性です。(※写真はランドビルの人魚像と)


〈事務局より〉

すっかり秋めき、活動しやすい季節になりました。会員の皆さんの御活躍ぶりを一部ですがご紹介します。

筑波進さん・・9月23日~30日、本町5のギャラリー祥にて個展「筑波進の世界」を開催します。

小林甚三さん・・著書「くじら学校」が日本自費出版文化賞特別賞を受賞されました。

山田壽雲さん・・11月7日~10日、本町5のミュゼ雪小町にて書展を開催します。

濱口慶子さん・・11月4日より新潟日報社メディアシップ日報ギャラリー「えん」にて個展を開催します。

古川由紀子さん・・11月29日(土)午後2時より、カトリック高田教会にてオルガン演奏会を開催します。

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《№333》2014年9月発行

表紙・・・・五十嵐敏雄「森のなかで」

―久比岐漫語―瞽女(ごぜ)の百人米・・・・・・・・・小川善司

高田開府―高田開府400年を祝う・・・・・・・・・・植木宏

頸城野の史話1 梁塵秘抄発見 その5・・・・・・・・青山増雄

人生を作る―評伝・小田嶽夫(5)・・・・・・・・・・・小田大蔵

歌論 情景と理知の融合―安永蕗子『褐色界』の世界

                  ・・・・・・・・草間馨子

【随筆】

ジャパニーズビジネスマン―もと企業戦士のつぶやき

                  ・・・・・・・・小林甚三

疲れという奴の仕業―痛風が人生旅に加わって・・・・・丸山正夫

        ・俳句「赤倉吟行より」・・・・・・・小山史詠

久比岐野を駆ける(53)ある地方記者の思い出・・・・・安藤喜悦

        ・短歌「一つ地球に」・・・・・・・・恩田文子


ばらこくたい(43)翡翠・・・・・杉みき子・文/かないくいち・画

〈短歌〉平野静子歌集『湯峠』から・・・・・・・・・草間馨子

〈俳句〉いまどきの子どもの俳句(23)・・・・・・・・飯塚不二男

〈詩〉人の一日・・・・・・・・・・・・・・魚家明子(国見修二・選)

〈映画〉キネマノスタルジア(2)・・・・・・・・・・河村一美

雪国の鳥さまざま(52) ・・・・・・・・・・山本明・文/縄健治・画

―この日、この時(4)―ふるさと再発見

         ・・・・・・・・・佐藤光子・文/岸田國昭・画

若き日のアルバムから(5)・・・・・・・・・・・・・・田中孝司

紙を漉く女 第1部・第2部・・・・・・・淡路霞・文/鈴木利子・画

編集雑記

 

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