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秋は急にやってきました。あの暑かった日々が嘘だったように、いつの間に空は高く田んぼでは金色に輝く穂が重い頭を垂れています。稔るほど頭を垂れる稲穂かな…この稲を見ると誰もが思い出す教訓です。

 この果てしなく続く黄金色の田んぼを見ていると先日見た映画「土徳流離」の中で、越後、特に高田近辺は長い歴史の間、間引きが少なかったと知り、宗教上のこともあるのでしょうが、お米がたくさんとれた恵みもあるのではないかと思いました。刈り入れが終り新米を頂けるのももうすぐ、海苔で巻く、大根のみそ漬けで、ああ、ゴマ塩だけでも…と白くつやつやに輝く炊きたてのご飯を想像しています。


今月のお客様―篠田澄明さん―
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1030日(日)高田世界館で「山椒太夫」を一人語りされる篠田澄明さん、お住まいの信濃町と高田を行き来される忙しい中を事務局に寄って頂きました。

落ち着いた声の、もの静かで知的な紳士、3年前の瞽女ツアーで初めてお会いした時の印象でした。すぐに文化協会に入会、343号の「久比岐漫語」に文章を寄せて下さいました。もの静か…でいらっしゃるのですが、苦労人で、熱血先生でした!長良川畔の自然いっぱいの所で元気溌剌に育つもご両親を早くに亡くされ、13歳の時に家庭教師を始めたとか。高校から塾の講師をしながら生活費・学費を稼ぎ、先生を目指し大学に入り、大阪の小学校の先生になりました。様々な体験が自信となり、一途に燃える生徒指導をしながら同時に劇団に入り表現することに興味が湧くとそれを合唱指導に生かしたと言われます。40歳の時、シンガポールの日本人学校の先生に。名古屋で校長になり退職後、朗読を始め13年、平家物語・羅生門・雨月物語・曽根崎心中・山椒太夫他、民話から怪談、古典…まで文学の世界を独自に磨いた「一人語り」を各地で行っていらっしゃいます。今は妙高山に魅せられて野尻湖畔に住まわれ、テニスで汗をかき、読書で心鎮め、朗読の練習に邁進される日々だそうです。なんだか夢のような生活?ともあれ、1030日、高田世界館で、篠田さんの「山椒大夫」を聴きましょう。

≪事務局より≫

いよいよ6回目の「手と手 あわせてぬくもり展」の準備が始まりました。「かなやの里」様から作品が来ております。ご覧になり魂が響き合う作品をお持ち下さい。作品提出〆切りは107日です。開催は1027日~31日です。

上越市地域支援事業費の申請をしましたが却下され、財政かつかつの状態での開催です。会場に「協力金募金箱」を置いたり、これから協賛金お願い!!と歩き廻ります。そちらの方もよろしくお願い致します。