IMG_3379

歳時記カレンダーを愛用し、「今日はどんな日?」と眺めています。二十四節季・七十二候の説明、月の満ち欠け、時節の短歌・俳句などを色とりどりの挿し絵とともに楽しみながらも、日の移ろいの速さを痛感してしまいますね。

「文芸たかだ」発行日の三月二十五日は「桜始開」(さくらはじめてひらく)とあります。今年のお花見はどんなものでしょう、雪も少なかったしほんとに咲いてしまうかも、と春の訪れはうれしいものです。

・・・さまざまの こと思ひ出す 桜かな…上越にもゆかりある松尾芭蕉が詠んだ句です。春が来るたび、桜が咲くたびに思い出すあんなことこんなこと…そしてまた今年も、新しい思い出をたくさん作りたいものですね。

今月のお客様~沖田 渉さん~

IMG_3374

今月号の表紙、ピンクの桜貝が満開の桜に見えませんか?耳鼻咽喉科の先生でありながら工芸・造形作家の沖田先生がお客様です。昨年の「手と手あわせて―ぬくもり展」の会場でひときわ目を引いた【みどりの自転車】を作られました。先日お宅におじゃました時、あれから半年もたつのに青々とした自転車に嬉しい再会を果たしました。先生の作品は透き通るガラスや桜貝を使っているので乙女チック、だから女性の目をくぎ付けにしてしまうのでしょう。唐突な質問にも穏やかにまっすぐ目をみて答えて下さいます。「どうして耳鼻咽喉科を?」「首から上のことに興味がありました。勤務医の頃は手術も多くこなしましたよ。」なるほど手先が器用なわけですね。で、どんな時に作品の構想が浮かぶのですか?「仕事が終わり、お風呂にはいっている時でしょうか」。だから透明感の溢れるものが多いのかも、と勝手に解釈しました。「時間がなくて…」と。夜の制作時間には限りがあるし、材料探しに出かけたいし、収納場所も探さねばと、あまり苦にする様子もないような悩みを聞きました。その上に読書家、文芸たかだ新年号に新春エッセイを書いて下さり、また今回事務局にいらっしゃる時に「ハイ、お土産」とこともなげに高価な限定本「頸城文化」1号~30号を持ってきて下さいました。スミまで読まれたとか。レベルの高い頸城文化、ゆっくり拝見致します。7月風鈴街道・8月柿崎光徳寺作品展・10月花ロード・年2回の個展・そしてぬくもり展・・・先生、大変ですよ!のんびり浜辺をさまよっている場合じゃない・・・光にかざすとキラキラと輝くオブジェ、楽しみにしています。

≪事務局より≫

・第31回井東汎賞、2月末日〆切りました。今回はあちこちの新聞に広告をお願いしたせいか、近年になく応募数なんと11作。下西・小埜先生に銓衡をお願いし5月に発表です。お楽しみに!!

・最近、「文芸たかだ」変ったね、読みやすくなった。と言って今年になり3名の入会者。でもでも、退会者が多く悩んでいます。お友達にお声、かけて下さい。地域にとっても大事な同人誌です。

            写真は沖田さん制作の「みどりの自転車」です。

IMG_2958