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「文芸たかだ」、今号は節目の350号です。といっても暑さと忙しさを理由に記念すべきことは何にもできませんでした。300号を紐解きますと、平成21年3月発行、148頁の拡大号でした。300号記念寄稿と題し多くの会員さんから興味深い文章を寄せて頂きました。そして池田稔さん、長谷川冬樹さんには創刊当時の貴重なお話をインタビューさせてもらいました。また、当時の編集長・吉越泰雄さんの思いのこもった「へんしゅう繰り言」には、会員の皆さんから原稿を頂くありがたさを改めて感じ、姿勢がピンと伸びました。さて400号は、いつかしら? 1年に6号の発行…ああ、計算ができない、私は途方にくれています。 

(写真は創刊号から350号まで収まった事務局の本棚です) 

今月のお客様~植木宏さん~
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85歳?と思えないほど足どり軽く若々しい植木宏先生、350号のお客様です。お体はどこも悪くないとのこと、ご自身で運転され約束の時間ぴったりにおいで頂きました。「講演等で経歴を聞かれるので」とA3用紙にご自身の全てを書いてきて下さいました。なんと手際の良いこと。勲章ほか文部省、県、市、教育関係からの多くの受賞歴の中で、「文芸たかだ・同人賞」も仲間に入れて頂き面映ゆい感じです。高田城開府400年を記念し先生に連載をお願い致しました。上越市主催の開府イベントの実行委員長の重責の中なのに連載執筆の依頼、何とも図々しい編集部でした。それも新連載にあたりもう何度も書かれた事なのに、また改めて現地を歩いて確かめて書いて下さったのでした。開府を書くには、謙信公・春日山城・春日山城の出城・福島城を知らなければ…と詳しく丁寧にわかり易く原稿用紙にびっしり、ルビも丁寧に書いて下さいました。校正の直しもすぐに届けて下さり「仕事は忙しい人に頼め」を実感しました。高校の先生を37年間勤められ、「今の先生方は忙し過ぎる。私達の時代は研究に費やす時間が十分あり幸せでした」ということで論文や著書・共著もたくさん、歩いて確かめる研究一筋の人生でいらしたんだなあ…と敬服致しました。また謙信公にも触れられ、この地域の小中高の校歌には必ず謙信公の名がある、それだけ皆に慕われていた証拠。その流れを汲む『成せばなる…』の上杉鷹山を尊敬する人に上げられました。これからも2か月に1度くらいは研究を兼ねた旅行や執筆活動に勤しまれる由、また高田城を哲学的に復元したい、そこにあったものをそのままの復元を望まれていらっしゃいました。ますますお元気にご活躍を、気が向いたらなにか書いて下さい。おみやげの瞽女最中、ご馳走様でした。


≪事務局より≫

総会も終わりほっと一息ですが、上越市の地域支援事業費申請が採択されたので、まず小林古径生誕地標柱の改修を手がけ、「ぬくもり展」の準備に入ります。またご協力をよろしくお願い致します。
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 地元のPRに一役買っている「ちりつもハガキ」の夏バージョンができました。直江津在住のイラストレーター、ひぐちキミヨさんのイラストに「夏は来ぬ」の一言が印象的です。市内の郵便局の窓口で無償配布されています。(但し切手は必要です)